会社からDS検定(データサイエンティスト検定)の取得を推奨されているけど、文系の自分には難しそう……と感じていませんか?
この記事では、30代文系総合職の筆者が2025年6月にDS検定リテラシーレベルに1ヶ月で一発合格した体験談をもとに、難易度・勉強時間・おすすめ教材・勉強スケジュールをすべて公開します。
結論を先にお伝えすると:文系でも十分合格できます。正しい教材と学習順序さえ押さえれば、働きながら1〜2ヶ月での合格は現実的です。


- 大企業総合職 30代育児奮闘中パパ
- 現在は企画職に従事しつつデータアナリスト職兼務
- 現職に強い反発を抱き、転職活動決行
- 無駄に15社の転職サービス活用
- 4か月で大企業4社内定獲得
- 現在もキャリア模索中🫠
- 自身の経験100%で転職活動・キャリアップについて発信中
【取得済資格】
G検定 / CBASPM級 / Tableau Desktop Specialist・Data Analyst / Python認定基礎・データ分析
統計検定2級 / ITパスポート / DS検定リテラシーレベル
データサイエンティスト検定 リテラシーレベルとは?
DS検定リテラシーレベルは、「アシスタント・データサイエンティスト(★)」レベルの基礎知識と実務力を証明する資格です。
データ活用人材の需要が急増する中、2021年9月に始まった比較的新しい資格ですが、大企業を中心に急速に普及しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験形式 | CBT方式(選択式100問/90分) |
| 受験料 | 11,000円(税込) |
| 受験場所 | 全国のテストセンター |
| 合格ライン | 非公表(正答率70〜80%前後が目安) |
| 合格率 | 約60〜70%(非公表) |
| 試験日程 | 年2回(6月・11月頃) ※CBT会場により異なる |
DS検定の合格率は?難易度は高い?
合格率は約60〜70%
公式から合格率は発表されていませんが、受験者コミュニティや各種レポートから60〜70%程度と言われています。データ分析系の資格の中では比較的取得しやすい部類です。
ただし超文系人材の筆者の観点では簡単と断ずることはできません。出題範囲が広く、統計・機械学習・データエンジニアリング・AIの倫理まで横断的に問われるため、ノー勉での合格は不可能でした。
文系・未経験でも合格できる?
合格できます。 ポイントは以下の3点です。
- 複雑な計算問題はほぼ出ない(用語・概念理解が中心)
- 公式テキストからの出題が大半(テキストを読み込めば対策できる)
- 暗記より「意味を理解する」学習が有効(ChatGPT活用が効果的)
筆者自身、数学が苦手な文系出身ですが1ヶ月で合格することができました。
DS検定の勉強時間の目安
学習時間はバックグラウンドによって大きく変わります。以下を参考にしてください。
基本目安:100時間(未経験・未学習の場合)
そこから以下を差し引いていきましょう。
| 条件 | 差し引き時間 |
|---|---|
| 理系バックグラウンド or データ分析実務経験あり | ▲50時間 |
| G検定・統計検定2級・ITパスポート等の関連資格(1つにつき) | ▲10時間 |
筆者の場合(参考)
- 関連資格4つ保有(G検定・CBAS・統計検定2級・ITパスポート)→ ▲40時間
- 実際の勉強時間:約50〜60時間/期間:1ヶ月
社会人が働きながら確保するなら、平日1〜1.5時間+休日3〜4時間のペースで1〜2ヶ月が現実的なラインです。
【1ヶ月合格】具体的な勉強スケジュール
筆者が実践した1ヶ月のスケジュールを公開します。
1週目:公式テキスト1周
まず全体像を把握することが最優先です。完璧に理解しようとせず、7割理解で次に進むことがコツ。「なんとなく」でいいので、情報を頭に馴染ませます。
- 公式リファレンスブック(第3版)を通読
- わからない用語はChatGPTに質問しながら進める
- 1日の目安:1〜1.5時間
2週目:問題集・アプリでアウトプット
ここからアウトプットでインプット情報の定着を図ります。問題を解いて「どこが弱いか」を把握します。
- 徹底攻略問題集を1周
- DS検定アプリで1日30問ペース
- 間違えた問題はChatGPTに解説してもらう
3週目:弱点の集中補強
2週目で見えてきた苦手分野(多くの文系は「機械学習アルゴリズム」「統計検定」)を重点的に対策。
- 公式テキストの苦手章を再読
- 問題集の苦手ジャンルを繰り返し解く
4週目:総仕上げ・模擬試験
- 公式テキスト2周目(重要箇所のみ)
- アプリで模擬試験モードを活用
- 正答率が安定して75%以上になれば合格圏内
文系が特に注意すべき出題範囲3つ
ド文系の筆者が「ここはしんどかった」と感じた分野をお伝えします。初学者はひるむかもしれませんが、早めに手を打てば理解可能なレベルなので安心してください。
① 機械学習アルゴリズムの種類と特徴
決定木・ランダムフォレスト・SVM・ニューラルネットワークなどの特徴や使い分けが問われます。数式は不要ですが概念的な理解が問われます。
対策: ChatGPTに「〇〇アルゴリズムをビジネスマン向けに簡単に説明して」と質問すると理解が格段に速くなります。おおまかな理解で解けます。
② 統計の基礎(検定・確率分布)
p値・有意水準・正規分布・t検定などの概念が出題されます。計算問題はほぼありませんが、概念の正誤を問う問題が多いです。
対策: こちらも統計検定などと比べ数式等を理解しておく必要はありません。どんな時になんの目的で使用されるものか理解しておけば問題に対処可能です。
③ データエンジニアリング・データベース
SQL・NoSQL・データウェアハウスなどの概念が出題されます。事務系総合職では実務経験が少ない分野です。
対策: 暗記で対応可能です。各用語の「何のためのツール・概念か」だけ押さえてください。
DS検定の対策教材
① 公式リファレンスブック(必須)
問題の大半は公式テキストから出題されます。まずこれを通読することが基本です。私は2回通読しました。
注意:旧版は購入しないでください。 生成AIをはじめとする最新トレンドの設問があるため、2025年現在は第3版一択です。
② 問題集
インプットだけでは本番で手が動きません。問題集でアウトプットの練習を必ず積んでください。
正直なところ問題・解説自体にクオリティ差分はほとんど感じませんでした。出来る限り最新情報が入っている書籍を購入すれば問題ないかと思います。
- 徹底攻略データサイエンティスト検定問題集 第2版(改版日:2025年3月)
- 合格対策 データサイエンティスト検定 教科書 第2版(改版日:2025年4月)
③ DS検定アプリ
スキルアップAI社のDS検定アプリが最もおすすめです。最新問題が追加されており、試験本番との難易度の乖離も少ない。通勤時間を活用すれば、1日30問をこなせます。
④ LLM
記述問題はないので、生成AIによる大まかな解説による理解で問題ありません。私はChatGPTに教えてもらいました。
現在は学習モードも開発され、より資格試験に適しています。市販の問題集やアプリで物足りなくなったり、解説に納得のいかないときに使用することをおすすめします。
私は利用制限が煩わしかったので課金しました。書籍1冊分程度で月間使用できると思うと、投資価値はあります。
DS検定は会社・転職市場で評価されるか?
会社および転職市場でも評価を得ることはできます。しかし、この資格があるからといって昇進や内定に繋がるわけではなく、あくまで現職での成果があってこその加点要素と考えてください。
会社での評価
特に大企業では評価されやすいです。
デジタルリテラシー評議会が定めた「Di-Lite(ダイライト)」という全ビジネスパーソン向けのデジタルリテラシー基準があります。「ITパスポート」「DS検定リテラシーレベル」「G検定」の3試験すべてに合格すると「DX推進パスポート」が付与されます。
国の後押しもあり、多くの大企業がDX推進パスポートの取得者数をKPIに設定しています。実際、私の現職でも人材育成部門のKPIに設定されています。直接昇進につながるわけではありませんが、社内での評価・アピールポイントとして確実に機能するはずです。
転職市場での評価
転職でも加点要素になります。ただし「この資格があるから内定」という夢のような話ではなく、「実務経験+この資格があるからより説得力が増す」 という位置づけです。
私の場合は、企画職・アナリスト職で応募しました。分析スキルが求められるポジションで、書類通過後の一次面接で保有資格に言及してもらえることは多かったです。少なくとも好印象を受け止めてもらえた実感があります。
よくある質問(FAQ)
- DS検定は意味ない・役に立たないと聞くが本当?
-
当たり前ですがDS検定を取得できたら活躍できるなんてことはありません。しかし、学んだ内容は確実に分析実務に活かすこができます。また少なくとも「学習意欲」「DX推進志向」を会社にアピールできる点でも有用です。
- 文系・数学が苦手でも合格できる?
-
できます。計算問題はほぼ出題されません。概念理解と用語暗記が中心です。筆者もド文系出身で1ヶ月合格しています。
- 試験はいつ申し込める?
-
年2回(6月・11月頃)が主な試験時期ですが、CBT形式のため会場によっては通年受験が可能です。公式サイトで最新日程を確認してください。
- G検定と比べてどちらが難しい?
-
筆者の体感ではG検定の方が確実に難しい内容でした。しかし、G検定は自宅受験のため、参考資料等を活用して受験することが可能なので、難易度を比較することは難しいです。
- 独学で合格できる?
-
十分可能です。公式テキスト+問題集+アプリの3点セットで独学合格できますし、筆者は実際に合格しました。
まとめ
DS検定(データサイエンティスト検定)リテラシーレベルについて、合格者の体験談をもとに解説しました。
- 難易度: 文系でも十分合格可能。計算より概念理解が中心
- 勉強時間: 未経験で約100時間。関連資格があれば大幅短縮
- 1ヶ月合格の鍵: 公式テキスト→問題集→ChatGPT補強のサイクル
- 価値: 社内のDX推進パスポート・転職での加点要素として確実に効果がある
「文系だから無理」なんて諦めなくていいです。正しい教材と学習順序で、働きながら1〜2ヶ月でちゃっちゃと合格しちゃいましょう!応援しています。


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