「働きながら転職活動なんて無理だろ」
私も同じことを思っていました。大企業総合職で、納得のいかない業務に追われる毎日。残業も当たり前。帰宅後は1歳児の育児。平日にまとまった時間なんて、どう考えても捻出できません。
それでも4か月の転職活動で、20社に応募して4社内定を実現しました。
ただ正直に言うと、途中で何度も「もう無理かもしれない」と思いました。あなたもきっとそうなります。
この記事では、私自身の体験を基に実際どれだけ時間がかかったのか、何がきつかったのか、そして今からやり直すなら絶対にやらないことを、包み隠さず書きます。
転職活動はしんどいです。ただ、効率化はできます。どうか私の失敗談があなたにとってプラスになりますように。
- 働きながらの転職活動で、実際にかかった時間の内訳
- なぜ「働きながら」がきついのか、その構造的な理由
- やらなくてよかったこと(時間を最も無駄にした失敗)
- 今からやり直すなら選ぶ、転職エージェントの組み合わせ

- 大企業総合職 30代育児奮闘中パパ
- 現在は企画職に従事しつつデータアナリスト職兼務
- 現職に強い反発を抱き、転職活動決行
- 無駄に15社の転職サービス活用
- 4か月で大企業4社内定獲得
- 現在もキャリア模索中🫠
- 自身の経験100%で転職活動・キャリアップについて発信中
働きながらの転職活動がきつい本当の理由:土日にできることがほとんどない

まず、転職活動経験がない人は知らないであろう事実をお伝えします。
転職活動の本番は、ほぼ平日にあります。
ちずるえ!? 俺平日働いてるのに!?
理由は単純で、転職エージェントも応募先の企業も、私たちと同じカレンダーで動いているからです。土日祝は基本的に休みです。中小規模のエージェントには土日対応をしてくれるところもありましたが、例外的です。
なぜか?お金を払ってくれるのは企業だからです。我々求職者は商品です。クライアント(企業)のカレンダーに合わせるのは当然ですよね
土日にできることは書類作成と情報整理くらいです。面談も面接も、平日に時間を作るしかありません。休日にまとめてやれることは思ったより多くないのです。
平日にしかできないこと
- コンサルタントとの面談:担当者の人数分だけ発生する
- 求人紹介・説明面談
- 企業との面接:一次はWEB中心だが二次・最終は現地の場合あり。移動時間も発生
- コンサルタントによる面接練習
実際にかかった時間の全記録【4か月・内定4社】


私の転職活動の実績と、かかった時間を公開します。
| 活動期間 | 約4か月 |
| 利用エージェント | 3社(ビズリーチ/リクルートエージェント/JACリクルートメント) |
| 応募社数 | 20社 |
| 書類通過 | 16社 |
| 内定 | 4社 |
| 平日の活動時間 | 1日あたり約2時間 |
| 休日の活動時間 | 1日あたり約3時間(情報整理・選考対策) |
| 使った有給 | 5日(二次面接2日・最終面接3日/すべて現地訪問) |
書類作成:2週間みっちり
職務経歴書と履歴書の作成に2週間かかりました。複数のエージェントに相談していたため、それぞれから返ってくるフィードバックを精査して書類に反映する作業が必要だったからです。
ここは土日に進められる数少ない工程です。登録自体は準備なしでもできますが、書類内容がまとまっていないと選考に進んでも合格は得られません。
面接準備:1社あたり最低3時間
面接1社に対して、最低でも3時間は必要でした。内訳はこうです。
- 企業や業界の情報収集:1時間
- 面接用のトークスクリプト作成:1時間
- 面接練習:1時間
応募社数が増えれば、この3時間がそのまま掛け算で乗ってきます。10社受ければ30時間です。応募数を絞ることが、そのまま時間の確保になります。
なお最低レベルで3時間です。志望度が高い場合は情報の解像度を上げる作業が必要になる場合もあるでしょう。その場合はさらに時間を要します。
気を付けてほしいのは、準備はいくらでも時間を費やせてしまうこと。限度はあらかじめ決めておくこと、生成AIを活用した効率化は徹底してください。
面接の時間帯:18時以降が基本
私が面接を入れていたのは、主に18〜19時か19〜20時です。フルフレックス勤務だったため空いた時間も使えましたが、予め確保できるのはこの時間帯でした。
ただし二次・最終面接になると現地訪問が発生します。私の場合は5日間の有給を使いました。私は郊外住まいだったため、他の人よりも多めかもしれません。
一番きつかったのは「スケジュールが細切れになったこと」


私が転職活動で一番苦しかったのは、面接そのものではありませんでした。
面談と面接の予定が、細切れに入り続けたことです。
早く転職活動を終わらせたい焦りから、私は3社のエージェントを同時に使い、同時に10社ほどの選考を並行して進めることになりました。



今思えば転職エージェント複数利用したって転職活動は早く終わらないんですけど、当時はなぜか多い方がリスク分散できてると本気で考えてました。
ところが幸か不幸か書類選考はほとんど通ってしまい、大半が一次面接に進むことになったのです。本業をこなしながら、日々入ってくる面接日程を調整し続ける。しかも使ってる転職エージェントが複数あるため、複数窓口に向かって調整をしないといけない。
本業側にも転職活動を気取られないように、そして家族にも迷惑をかけながら時間を確保するのは体力・精神力ともにかなり消耗しました。
やらなくてよかったこと:エージェント3社の同時利用


断言しますが、転職エージェントは2社が上限。1社は少なすぎるし、3社は多すぎです。
私が実際に使ったのは3社でした。(登録したエージェントだけでいえば10社以上)
今振り返っても2社で十分すぎます。本業に余裕がない状態で、求職に直接関係ない転職エージェントとのやりとりに時間を使うのは本当に無駄でした。
では、どんな転職エージェントを使えばいいのか。私が使用した転職エージェントを基に解説します。
3社の詳しい比較:【体験談】ビズリーチ・JACリクルートメント・リクルートエージェントの3社比較
ビズリーチ:ヘッドハンターの見極めに時間を溶かした
ビズリーチではヘッドハンター39人からスカウトが届きましたが、質は玉石混交でした。というかほとんど石です。
話を聞いていっても、正直なところ社会人としても実力が不足しているヘッドハンターが多く在籍していました。志向しない求人の案内や不愉快な対応なども普通にありますし、途中で音信不通になる方もざらにいます。
それでも私は「ここから最低1人は選んで、ビズリーチも活用したい」と考えていました。気づいたときには5人以上面談をしていたからです。今思えば、完全にサンクコストです。



しょうもないヘッドハンターを相手にして、
俺なにやってんだろう……と思う瞬間がありました
ただし、ビズリーチ自体は優良サービスです。自分で優れたヘッドハンターを厳選することもできるため、人によっては神サービスになり得ます。本業に疲弊して焦っていた私にとって、相性が悪かったというだけです。
ビズリーチの詳しい体験談:【体験談】30代大企業社員がビズリーチで内定を獲得!
リクルートエージェント:応募数を増やされて忙殺
リクルートエージェントでは約60社の求人を紹介されました。担当者は熱心でしたが、とにかく応募数を増やす提案が続きます。
当時の私は転職活動に前のめりだったこともあり、言われるままに応募してしまいました。これが無駄な負荷をかける結果になりました。
当たり前ですが、自分の志向にあった求人はそう簡単に出てきません。当時の私は大して志望度が高くない企業にも応募してしまってました。志望度が低い企業ほど、志望動機が書けないものです。無駄に時間を要する羽目に。
今なら絶対にやりません。コンサルタントの言いなりにならず、優先度を考えて手持ち5社を上限に応募します。
リクルートエージェントの詳しい体験談:【体験談】リクルートエージェントで内定ゲットできたので振り返ってみた
JACリクルートメント:品質担保・厳選求人
私にとって最も相性がよかったのはJACリクルートメントでした。
コンサルタントの質が平準化されており、紹介される求人も厳選されているため無駄打ちがありません。逐一コンサルタントを疑わずにすみますし、求人も予め厳選されています。
強いて言えば、ハイクラス求人特化エージェントなので紹介される求人の難易度が高く感じられ、心理的な負担が少しあったくらいで、全体的に相性抜群でした。
働きながらの転職活動では、この「手間のかからなさ」が圧倒的に助かりました。
\ 品質高い・厳選求人紹介/
JACの登録方法と流れ:JACリクルートメントの登録方法と利用の流れ【5ステップ】
JACの評判・「門前払い」の実態:JACリクルートメントの評判・口コミを大企業30代が正直に語る
私のJAC体験談:【現実】JACリクルートメント体験談!年収200万アップのオファーを得た5つのコツ
今からやり直すなら:JACを軸に、サテライトで1社


同じ状況に戻れるなら、私はこう組み立てます。
- メインはJACリクルートメント:求人を厳選して提案してくれるため、選別の手間が最小
- サテライトでリクルートエージェント:求人の幅を確保する。ただし応募は自分で絞る
この2社体制なら、無駄打ちを避けながら選択肢も確保できます。企業の選考そのものに本気を投入できる環境を作ることが、何より重要です。
2社体制にするのは、JACリクルートメント1社に依存しないためです。どこかでコンサルタントとのやりとりで不快な思いをしたら、JACリクルートメントを切りたくなる時もあると思います。最悪なのはそこで転職活動を終えてしまうことです。二の矢を確保しておくことで、転職活動の気持ちを途切れないようにしておきたいものです。
転職活動期間はめちゃくちゃ忙しい。エージェントの見極めに使う時間は、本来無いのです。タイパが最もよかったJACリクルートメントをメインに据えるのが私にとっての最適解だったと思います。
\ タイパに優れる転職エージェント/
働きながら転職活動を進める人へのまとめ


- 転職活動の本番は平日。土日にできることは多くない。平日の時間捻出が超重要
- 面接準備は1社3時間。応募数を絞ることが時間の確保に直結
- エージェントは2社まで。少なくてもリスク・多すぎても手間になるだけ
- 選ぶ基準は求人数ではなく「手間のかからなさ」が重要
働きながらの転職活動は、確かにしんどいです。企業からお断りされる経験を重ねるのは本当に辛いです。ですが、それが転職活動。歯を食いしばって前に進むしかありません。
ですが、転職活動の本筋以外で消耗する必要はありません。自分の生活を踏まえた転職エージェントの付き合い方を予め整理していれば、私の転職活動はもっと楽になってたと思います。
みなさまの転職活動の負担軽減に参考になれば幸いです。




コメント