ビズリーチはハイクラス向けだから、マネージャーや専門職じゃないと支援されないと思ってませんか?私も転職活動序盤ではそのように考えていました。
しかし、実際は30代一般社員の私でも優秀なヘッドハンター(転職エージェント)とマッチング・内定獲得まで実現。「私はマネージャー経験ないから……」とビズリーチを見送るのは勿体ないです。
この記事では私がビズリーチで転職活動した経験を通じ、ビズリーチの活用方法を解説しています。
ネットやSNS上の口コミでは「スカウトが多すぎる」「ヘッドハンターの質が悪い」等の悪い口コミが目立ちますが、私が実際に使ってみるとビズリーチは関わるヘッドハンターを厳選できる唯一無二のサービスでした。
転職活動がはじめてな人・自分に合った転職先を相談しながら探したい人は、ビズリーチであればあなたにマッチしたヘッドハンターを見つけることができます。
\この記事でわかること/
<ビズリーチのメリット・デメリット>
× スカウトの数が多すぎる
× 質の悪いエージェントも存在する
〇 多数のヘッドハンターの中から厳選できる
〇 ビズリーチだけで多様な転職エージェントと関われる
〇 企業から直接スカウトがある

転職エージェント次第で、
転職活動は左右されます。
厳選できるのは本当に助かりました!
<ビズリーチの誤解>
私はハイクラスじゃないから対象じゃない?
⇒ハイキャリアはビズリーチが審査。ひとまず登録。
有料プランは必須?
⇒なくても活用できる。約2か月は無料で有料プランを使える。終了後課金検討すればOK
ビズリーチって求人サイト?
⇒求人も掲載あり。しかし最も利便性が高いのは転職エージェントとのマッチング機能
転職してることが現職にバレない?
⇒ブロック設定機能あり。バレない。
\この記事で書いている人/
・30代男性 / 国立大学文系学部卒
・通信会社に事務系総合職新卒入社
・転職活動で大手企業に4社内定
・企画職×データ分析をアピールし内定GET
・妻子あり3人家族 実家支援なし
・内定を得た際に使用した転職サービス
①ビズリーチ
②JACリクルートメント
③リクルートエージェント
ビズリーチ登録時のスペック
ビズリーチに登録した時の私の情報は以下の通りです。
年齢:30代前半
職種:大企業 事務系総合職 一般社員(非管理職)
年収:700万
勤続年数:12年
家族:3人家族(妻・子0歳)
学歴:地方国立大卒
転職回数:0回
大企業で全国転勤をする中でどうしても意に沿わない職務に従事することになったため、
転職活動をスタートしました。
この時、転職サービスに登録したのはビズリーチが初めてでした。
ビズリーチの対象者
ビズリーチといえば「選ばれた人だけのハイクラス転職サイト」として有名ですが、30代一般社員とハイクラスとは言えない私も求人を案内してもらえました。
✓ 一般的に「年収800万円以上」が目安とした、
✓ 管理職、専門職、経営層に近いポジションなど、高い専門性や責任が求められる職種が中心
ハイクラス転職だからといって、転職前にハイクラスである必要はないようです。ハイクラス転職に相応しいかは自身で判断することは難しいため、まずは申し込んでビズリーチに判断してもらいましょう。

ハイクラス転職にふさわしいかは無料で相手が決めてくれるので、
とりあえず申し込んでみるのがおすすめです
ビズリーチの評価
ビズリーチはSNSやWEB上で多くの口コミがあります。
<ネットの口コミ>
✓ 思いがけない企業からスカウトが来る
✓ 登録するだけでアプローチがある
✓ スカウト量が多すぎる
✓ ヘッドハンターの質にバラつきがある
✓ 有料プランがないと閲覧できない求人がある
これらの口コミに対し、私の実体験では以下の通りです。
<筆者の体験談>
✓ 確かに企業が経歴を確認した上でスカウトしてくれる
✓ アプローチは放っといてもくるし数も多い。内容は玉石混合
✓ ヘッドハンターは質にかなりの差あり。目利きが必要
✓ 有料プランへの課金は必須ではない
ビズリーチはたくさんのヘッドハンター(=転職エージェント)と出会う機会が豊富です。自分にマッチしたヘッドハンターを探したい人には特におすすめです。
しかし、スカウト数は膨大で厳選するのも一苦労。ビズリーチを活用するためにはヘッドハンターの目利きが超重要です。
転職活動の流れにそって、上記内容を解説します。
ビズリーチの特徴
ビズリーチはスカウト型転職サービスです。その特徴を説明します。
転職サイトとの違い
転職サイトは企業と求職者を直接繋ぐプラットフォームですが、ビズリーチは上記に加えてヘッドハンターと求職者を繋ぐプラットフォームでもあります。
自ら選別をしていく必要がある転職サイトと違い、プロのヘッドハンターが転職のサポートを実施してくれる点が大きな違いです。
転職エージェントとの違い
また一般的な転職エージェントとも違います。
一般的な転職エージェントは自社エージェントと求職者を繋ぐプラットフォームがメインです。ビズリーチは他社大手から個人事業主まで多様なヘッドハンターと求職者を繋ぐプラットフォームです。
一般的な転職エージェントと異なり、ビズリーチは様々な企業のヘッドハンターと接触機会を持つことができる点が大きな違いです。
ビズリーチで他大手エージェントから連絡がある
ハイクラス転職といえば、JACリクルートメント・リクルートエージェント・sincereed等が挙げられます。
その各社からビズリーチ経由でアプローチがありました。ビズリーチに登録していれば適したヘッドハンターと接点を持つことができるでしょう。

結局ビズリーチ使ってれば、
各社の支援を受ける機会があるんですよね。
ビズリーチの登録体験談
ビズリーチは登録時、職歴やスキル・希望の転職内容等を投入していく仕組みになっています。内容自体は簡単ですし、簡単な記載でもそのまま進行します。
しかし、ここで注意。筆者は登録後1-3日が最もスカウトをいただきました。そのため、エージェントからの視聴率も登録後1-3日が重要です。登録時点で完璧じゃなくても書けるだけ書くことをおすすめします。
転職活動ではこのような情報を記載する機会が多数あります。予め職務経歴書を作成しておくと効率的に転職活動を勧めることができます。
ビズリーチのスカウト体験談
ビズリーチをフル活用するには、スカウトをどう評価するかが超重要です。ヘッドハンターの所属企業は膨大かつ多様。そのため、ヘッドハンターの質は他サービスと比べてかなりバラつきがあります。
裏を返すと、決まったヘッドハンターと転職活動を進める必要がありません。たくさんのエージェントから最も自身に合ったエージェントを厳選すればいいのです。

他社だとランダムに1人の担当者が決定されるから、
この人合わないな~って思っても断りづらいんですよね
次はスカウトの流れと、厳選方法を解説します。
スカウト実績
登録後、すぐにスカウトの連絡が入り始めます。私の場合、ヘッドハンターから39人・企業スカウトから7社連絡がありました。
■スカウト数(筆者集計 約2か月間実績)
| 所属企業 | ヘッドハンター スコア※ | 経歴確認 | 初回対応 | 希望職種 | 求人数 |
| A | 退会済 | × | 求人紹介 | × | 1 |
| B | 退会済 | × | カジュアル面談 | × | – |
| C | C | × | 求人紹介 | × | 1 |
| D | A | × | カジュアル面談 | × | – |
| E | A | × | 求人紹介 | × | 1 |
| F | B | × | カジュアル面談 | × | – |
| G | B | 〇 | カジュアル面談 | △ | 5 |
| H | C | × | 求人紹介 | × | 1 |
| I | A | 〇 | 求人紹介 | 〇 | 1 |
| 退会済 | × | 求人紹介 | × | 1 | |
| J | A | × | カジュアル面談 | × | – |
| B | × | カジュアル面談 | × | – | |
| A | × | カジュアル面談 | × | – | |
| B | × | カジュアル面談 | × | – | |
| K | A | × | 求人紹介 | × | 1 |
| L | B | × | カジュアル面談 | – | – |
| B | × | カジュアル面談 | – | – | |
| M | 退会済 | × | カジュアル面談 | – | – |
| N | B | × | カジュアル面談 | – | – |
| O | C | × | 求人紹介 | – | 1 |
| P | B | × | カジュアル面談 | – | – |
| Q | B | × | 求人紹介 | △ | 1 |
| R | B | × | 求人紹介 | × | 1 |
| S | B | × | カジュアル面談 | – | – |
| B | 〇 | 求人紹介 | 〇 | 5 | |
| T | B | × | カジュアル面談 | – | – |
| U | B | × | 求人紹介 | × | 3 |
| V | A | × | カジュアル面談 | 〇 | – |
| S | × | 求人紹介 | △ | 1 | |
| W | C | × | 求人紹介 | △ | 10 |
| A | × | 求人紹介 | × | 10 | |
| X | B | × | カジュアル面談 | – | – |
| Y | C | × | カジュアル面談 | – | – |
| Z | A | × | 求人紹介 | × | 1 |
| AA | A | × | カジュアル面談 | × | – |
| AB | B | × | カジュアル面談 | × | – |
| AC | C | × | 求人紹介 | × | 1 |
| AD | C | × | 求人紹介 | × | 2 |
| AE | A | × | 求人紹介 | △ | 1 |
■ヘッドハンターランクとスカウト数計(筆者集計 約2か月間実績)
| ヘッドハンター ランク | スカウト数 |
| 合計 | 39 |
| S | 1 |
| A | 11 |
| B | 16 |
| C | 7 |
| 退会済 | 4 |
■企業スカウト数(筆者集計 約2か月間実績)
| ヘッドハンター スコア | 経歴確認 | 初回対応 | 希望職種 |
| 企業スカウトA | 〇 | カジュアル面談 | 〇 |
| 企業スカウトB | 〇 | カジュアル面談 | △ |
| 企業スカウトC | × | カジュアル面談 | × |
| 企業スカウトD | × | カジュアル面談 | × |
| 企業スカウトE | 〇 | カジュアル面談 | 〇 |
| 企業スカウトF | × | カジュアル面談 | × |
| 企業スカウトG | × | カジュアル面談 | × |
膨大な数です。
特にヘッドハンターはどう選べばいいかわかりませんよね。
ヘッドハンターの厳選方法
私の体験を基に、優秀なヘッドハンターの見分け方をご紹介します。
ビズリーチのヘッドハンターは玉石混合。必ず複数人と面談し、関わるヘッドハンターを厳選してください。
ただ全員と面談している時間はありません。面談前の事前情報でフィルタリングする方法をお伝えします。
スカウト文
スカウト文に経歴や転職志向を
確認したことがわかる記載があるか確認
スカウト文にあなたがビズリーチに記載した情報を確認している証左です。ここで重要なのは、「確認している=あなたを評価している」ということではありません。その手間をかける丁寧なエージェントであるかが判別できることが重要です。
そのようなヘッドハンターの場合、企業とコミュニケーションがとれる人の可能性が高いですよね。
多くのスカウトはコピペでとりあえず送付されたパターンが多いです。そのような営業をするエージェントは総じて面談時も雑だったり、スキル不足な場合が多かったです。
逆に自身の経歴ばかりをアピールしてくるヘッドハンターには注意してください。この場合、求職者の意向に沿わない求人紹介等、あまりいいエージェントに出会えませんでした。
初回面談
初回面談でヒアリング時間がある
転職活動は当たり前ですが人生岐路の一つです。文字に起こした程度で求職者の意向を理解するのは難しいです。優秀なヘッドハンターは初回面談時に職務経歴書やざっくばらんな会話でヒアリングしてくれました。
注意してほしいヘッドハンターは、初回面談でいきなり求人を紹介してくる人です。そのようなヘッドハンターの多くは「とりあえず数応募しましょう」と諭してきます。志望外の求人に貴重な時間を取られないようにしましょう。
返信時間
休日を除き24時間以内に返信がある
優秀なヘッドハンターは返信が早いです。連絡が遅れる場合もその旨連絡をいただけます。
注意してほしいヘッドハンターは、とにかく返信が遅いです。求職者との連絡もそのような状態ですから、企業とのやり取りについても同様の状態なのは想像に難くありません。信頼性に欠けるため、避けるべきでしょう。
ヘッドハンターランク
ヘッドハンターランクD・Cは避ける
ビズリーチに登録しているヘッドハンターにはヘッドハンターランクが付与されています。D・C・B・A・Sとあり、右にいくほど高位のランクとされています。
本スコアの内訳は求職者向けに開示されていないため、あくまで参考として扱うべき指標です。SやAだからといって必ずしも優秀ではありませんでした。
ですがCランクのヘッドハンターは軒並みスキルが足りなかったり、雑な対応が目立ちました。急に不通になったり、意向と合わない求人紹介など、がっかりする対応が多めでした。
なお、Dランクについては私の転職活動中に出会うことはありませんでした。Cランクで質が低い傾向があるため、Dはより難しいのではないでしょうか。
避けるべきヘッドハンターの特徴
これまで優秀なヘッドハンターを見分ける方法をお伝えしました。しかし、優秀かどうかは面談に進んでみなければ不透明です。
逆に避けるべきヘッドハンターは明瞭です。以下の特徴にヘッドハンターに出会ったら、関わらないでください。
■ スカウト時点
✓ スカウト文がコピペ
✓ 初回面談でいきなり求人紹介
✓ 返信が遅い
■ 初回面談時点
✓ 敬語を使わず、高圧的な態度をとる
✓ 明らかに意向と異なる求人を多数紹介する
✓ とにかく応募求人数を増やそうとしてくる
■ その他
✓ 高ランクを餌に同企業別ヘッドハンターを紹介される
企業スカウトのメリット
企業スカウトは基本的に経歴をチェックした上で連絡いただいていることが伝わってきました。
転職サイトでは書類選考からスタートするところ、カジュアル面談からスタートすることができるので企業理解が深まりました。アンマッチを防ぐことができるので、もし意向のある企業からスカウトがあれば積極的に活用するといいでしょう。
ヘッドハンターからの求人紹介・選考対策体験談
ここからは厳選したヘッドハンター次第です。事前の厳選の甲斐もあり、大半のヘッドハンターが意向通りの求人紹介・選考対策を実施してくれました。
一方、このフェーズにおいても一部のヘッドハンターから明らかに意向と異なる求人を強めに案内されることがあります。そのような場合は関係を断つべきです。
そのためにも厳選する際は3社程度は残しておきましょう。
【番外編】有料プランの必要性
ビズリーチには有料プランが存在します。
ビズリーチは初回登録時に67日間のプレミアムチケットを入手できます。そのため、初回登録時は一定期間有料プランで使用が可能です。
✓ 制限されている求人にアクセス可能
✓ 制限されている通常スカウトの閲覧・返信が可能
※プラチナスカウトは無料版でも閲覧・返信が可能
✓ ヘッドハンターに求職者から連絡できる
私自身はほぼプラチナスカウト経由でエージェントと面接したため、自らビズリーチの求人を閲覧・ヘッドハンターへの連絡は行いませんでした。
上記の有料プランについては無料で利用できる期間があるため、無料期間終了後に不便があれば課金を検討すれば問題ありません。
【番外編】会社にバレる?
ビズリーチには「ブロック設定」機能があるため、現職の会社にはバレないよう設定が可能です。
FAQ 「ブロック設定」について教えてくださいより公式サイトからも案内されています。
まとめ:ビズリーチはエージェントを厳選するプラットフォーム
私が内定を得たビズリーチでの体験談を紹介しました。まとめると以下の通りです。
✓ 転職エージェントを厳選できるプラットフォーム
✓ 大量のスカウトが来るため目利きが超重要
✓ ハズレヘッドハンターもいる。要注意!
一企業に留まらず、多様なヘッドハンター(転職エージェント)を厳選できるのがビズリーチの魅力です。
はじめての転職活動でどの転職エージェントを選べばいいかわからない方、転職エージェントと相談しながら応募求人を探したい方は、ビズリーチであればあなたにマッチした転職エージェントを見つけることができます。
ぜひビズリーチを活用してみてください。


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