【経験談】ビズリーチ企業スカウトのカジュアル面談は選考?準備しなくていい?|内定獲得した30代が徹底解説!

転職活動

ビズリーチの企業スカウトで「カジュアル面談」をオファーされたものの、どう動いたらいいかわからず途方に暮れてませんか?

企業スカウトやカジュアル面談は聞いたことはあるけど、実際何をするのかよくわからず、どう動くべきか迷ってしまいますよね。

この記事では、ビズリーチの企業スカウトにおけるカジュアル面談について、活用のポイントを実際に筆者がビズリーチで内定獲得した経験を元に解説します!

この記事でわかること
  • ビズリーチの企業スカウトは大抵カジュアル面接から始まる!
  • カジュアル面接はその後の選考に影響すると考えよう!
  • 選考影響を考慮し、しっかり事前準備しよう!
    • カジュアル面接には面接同等の準備が必要!★準備項目本文掲載★
  • 志望度が高い企業なら情報を持ってるヘッドハンター経由での応募がおすすめ
  • カジュアル面談後連絡が途絶えた?そんな企業は無視しよう!

この記事を書いてる人
  • 30代男性 / 国立大学文系学部卒
  • 通信会社に事務系総合職新卒入社
  • 転職活動で大手企業に4社内定
  • 企画職×データ分析をアピールし内定GET
  • 実際に内定を得た転職サービス
    • ①ビズリーチ
    • ②JACリクルートメント
    • ③リクルートエージェント

筆者は実際にビズリーチをフル活用し、46社のスカウトを受け取り、大手金融やSaas企業より内定を獲得しました。

この記事を読めば、ビズリーチの企業スカウトにおけるカジュアル面談を活用する方法が理解でき、理想の企業への内定率を高めることができます!

ビズリーチにおける企業スカウトのカジュアル面談

ビズリーチでスカウトを受ける場合、ヘッドハンターまたは企業からスカウトがあります。
企業スカウトの場合、大抵カジュアル面談からスタートします。

カジュアル面談とは?

応募者と企業の担当者がお互いのことを知るために行う情報交換の場
引用:Bizreach with HR

カジュアル面談に正確な定義はありません。
転職サービス各社を調査すると「求職者と企業が互いに気軽に話す場」は共通ですが、
選考有無については明言されていません。

私はビズリーチで7社の企業スカウトを受けました。
各社のカジュアル面談のスタンスは以下の通り、会社ごとにバラバラです。

  • 画像作る
  • 職務経歴書を求められる場合あり
  • 自己PR/志望動機を求められることも

ビズリーチにおける企業スカウトのカジュアル面談は、「求職者と企業が互いに気軽に話す場」であるが「選考を含まないとは言われていない」ことに注意が必要です。

詳細を解説します。

目的

カジュアル面談における企業の目的は一般的に以下の3点あるとされています。

  • 気軽にお互いの情報を交換できる
  • ミスマッチの防止に繋がる
  • 書類選考よりも深く、面接よりも広く人材にアプローチできる

主にミスマッチ防止を目的に実施されていますが、企業側は実質的に事前フィルタリングの目的を有しています。

実施形式

全7社 WEB開催でした。面談時間は30-60分です。

面接との違い

一般的には以下の通りとされています。

  • 合否を判定しない
  • 書類提出不要
  • 双方向の自由な対話形式

実際には合否は判定しないものの、適正は判定されます。明言されていませんが、カジュアル面談で得た本人の適正をその後の選考に反映しないのは考え辛いですよね。

特にカジュアル面談後書類選考というフローの場合、企業側はより鮮明な解像度で選考することができます。

そのため、面接とカジュアル面談は面接形式に差があるだけでどちらも選考であると理解しておくべきでしょう。

どのレイヤーが担当するか

ビズリーチの企業スカウトでは7社全社が人事担当者でした。役職は責任者(リーダー)や担当者とバラつきがあります。

【求職者側】企業スカウトのカジュアル面談メリット

企業理解を深めるチャンス

新卒採用と異なり、中途採用では企業側と交流する機会が少ないです。社員から一次情報を得て、企業理解を深めることができます。

面接よりも気が楽

双方共に、「気軽に話す」ことを前提としています。形式ばらなくていいことが大半なので、心理的に話しやすい環境下で面談することができます。

【求職者側】企業スカウトのカジュアル面談デメリット

本選考前に見送られるリスクも

カジュアル面談に参加したことで、適正がないと判断される場合があります。私自身、直接的に見送りを伝えられたことはないですが、急に連絡が途絶えたり、書類選考で落選したこともあります。

書類選考時点でカジュアル面談により本人の適正が判明している場合、「試しに呼ぼう」とならなくなる場合があることに注意が必要です。

志望度が高い企業についてはヘッドハンターを活用して情報収集し、十分に対策したうえで臨むことをおすすめします。

会社の雰囲気は掴めない

カジュアル面談の目的は相互理解を深めることですが、企業側は求職者情報を得やすい一方、求職者側は企業のほんの一部分しか掴めません。

面談した担当者の会話内容や人柄・雰囲気だけを鵜呑みにできませんよね。会社の雰囲気は口コミや社員訪問・選考等の全体を通じて判断してください。

事前情報が少ない

ヘッドハンターを経由する場合、企業に関する有用情報を提供してもらえます。一方で企業スカウトの場合、自身で情報収集をするほかありません。

本ブログでは転職エージェントの活用をおすすめしています。特定業界・企業への興味関心が強い場合はJACリクルートメント・最高のヘッドハンターと相性のよい企業を探していくならビズリーチのヘッドハンターを厳選することをおすすめしています。

カジュアル面談での流れと主要な質問例

7社との面談を通して、主に実施した内容を解説します。カジュアル面談でアピールすべきは、欲と大枠の採用方針から外れていないことです。

自己紹介

お互い自己紹介から始まります。

自己紹介では、その後のトークに弾みがつく材料を先方に提供してください。私の場合は、企業側へ当面談への期待を示すフレーズを組み込みました。

「〇〇というポジションについて、私の転職軸に合致するようにお見受けしました。本日はポジションの具体的な職務内容についてお伺いしたいです」

採用担当者へ意欲とポジションへの興味を端的に話します。特にポジションへの興味関心を示せば、現職での仕事内容に自然に繋がります。意欲のみならず、採用方針に合致する印象を与えることができます。

転職理由・転職軸

こちらも全社で問われました。どのようなモチベーションで転職活動しているのかが問われます。

ここで求職者に選考稼働をかけるべきか判断されます。本音ベースで「様子見」「試しに」等の説明は避けましょう。メリットがありません。建前でも転職活動を意欲的に進めている趣旨の説明をしてください

またネガティブな理由も説明不要です。ネガティブな人を仲間に入れようと思う人は小数派です。本音はあなたの心に閉まってください。ポジティブな印象を表現できるトークを準備しましょう。

企業からの説明内容

会社概要について懇切丁寧に説明されます。ただし、基本的に採用サイトを確認すれば得られる情報が基本です。

過度な期待をせず、自身が調べた情報を補足するくらいの気持ちで臨みましょう。

逆質問

意欲を先方に伝えるにあたって最も重要なのが逆質問です。

私の経験では提示されたポジションの深堀が最も盛り上がり、手ごたえがありました。

  • 一日/一か月/年間での大まかなスケジュール
  • チームのミッションと課題感
  • チームでは他にどんな人が働いているのか
  • チームで活躍している人はどんな強みがあるのか
  • 本求人はどのような背景から募集されているのか

業務に関する質問を主軸に、待遇面での質問も織り交ぜましょう。

  • チームのリモートワーク・フレックスタイム制の活用状況
  • チームの有給取得率
  • チームの平均残業時間

この時注意してもらいたいのは、ポジション・属するチームの話を聞くことです。会社全般動向を聞いてもチームごとに違うため、有用な情報は得られません。

カジュアル面談は選考か?

企業から明記がないため、事実を確認する術はありません。

ですが、ビズリーチの費用および担当者の人件費が掛かっていることを踏まえると、企業側はカジュアル面談のタイミングでフィルタリングをかける方が効率的です。

カジュアル面談を実施した7社の対応は以下の通りでした。

  • Aパターン:4社は本選考の積極的依頼 / 後追いあり
  • Bパターン:2社は面談時の案内のみ / 後追いなし
  • Cパターン:1社は本選考に関する説明なし / 連絡途絶える

Cパターンの場合は適正なしと判断されたと考えていいでしょう。

落ちることはあるか

本選考のように落選を伝えられることはありませんが、適正判断はカジュアル面談のタイミングで行われると考える方が自然です。

準備は何もいらないか

適正判断がありうるため、興味関心がある企業であれば十分準備して臨むべきです。

カジュアル面談の好印象な事前準備

カジュアル面談に好印象を残すためには何をすればいいか説明します。

職務経歴書の送付

職務経歴書は先方の依頼有無に関わらず事前に送付しましょう。面談をするにあたって、職務経歴書があると話をしやすい上に先方へ転職活動の意欲を示すことができます。

自己PRの練習

面接時のように自己PRしてください、と直接問うてくる会社も1社ありました。

それ以外にも、「転職活動では、ご自身の強みはどのように認識されてますか?」等、実質的な自己PRを問われる場合も

業界・企業研究

最低限の研究は実施しておきましょう。
おススメはChatGPTのDeep Researchで、当該企業とその業界に関するレポートを作成してもらうことです。

熱意が伝わる逆質問を用意する

求人ポジションに関する興味関心をアピールしましょう。

私の面談時に手ごたえがあった質問をご紹介します。

  • 一日/一か月/年間での大まかなスケジュール
  • チームのミッションと課題感
  • チームでは他にどんな人が働いているのか
  • チームで活躍している人はどんな強みがあるのか
  • 本求人はどのような背景から募集されているのか

カジュアル面談でやりがちな失敗点

カジュアル面談は基本的にリラックスした雰囲気で進行します。そのためつい気を緩めてしまいがちですが、面談である以上好印象を与えることを意識すべきです。

チェックポイントを解説します。

服装

オフィスカジュアルに統一しましょう。

スーツ・私服はTPOをわきまえることができない印象を与えてしまいます。面談した全社で、スーツの着用はありませんでした。私の転職シーズンは夏でしたが、Tシャツのみの方も多かったです。

ジャケットにTシャツといった装いがバランスが良いでしょう。出社の合間でどうしてもスーツじゃないと……ということであれば、せめてネクタイを外して臨みましょう。

画面の明るさ

光の当て方に注意し、暗い印象を与えない明るさに調整してください。

特に自宅環境では光源が一種類しかないと、WEB会議ツール上、実際の見え方よりもかなり暗く映ります。WEB会議用のライトを追加で購入するか、緊急の場合は自身のスマホを光源にすることも考えましょう。

私はこちらを使用していました。

回線速度

テザリングは絶対に避けましょう。モバイル通信という性質上、不安定さが生じる可能性があります。固定回線を使用してください。

周辺環境

静かな環境を確保してください。自宅であれば家族の協力を得ること、自宅外であれば個室のコワーキングスペース等外部環境に影響されない場所で実施しましょう。

カジュアル面談後の流れ

カジュアル面談終了後、大半の企業から本選考の案内を説明されます。以降の流れを説明します。

応募依頼

あなたが当該企業に応募意欲がある場合、企業スカウトのDMより直接応募する意思を伝えます。

書類選考/一次面接

書類選考スタートか一次面接スタートかは、企業によって対応が異なります。私の場合、7社の企業スカウトに対して7社すべてに応募しました。うち5社は一次面接スタート・1社は書類選考・1社連絡不通でした。

先方からの受領連絡以降、本選考となります。

カジュアル面談後に連絡来ない場合

無視してください。

こちらから連絡すれば返信がある場合もありますが、カジュアル面談を実施しておきながら連絡不通になる企業の選考を受ける必要はありません。

どうしても気になる場合、平日5日経過を目安に連絡しましょう。

志望度が高い企業でない限り、無視がおすすめです。次の企業を探しましょう。

まとめ:カジュアル面談は0次面接として臨もう

今回の記事ではビズリーチでカジュアル面談を実施する場合のポイントをご説明しました。
カジュアル面談は選考の一部であると考える方が自然です。
少しでも興味のある企業スカウトの場合、準備してから面談に臨みましょう。

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